アメリカ横断ドライブを終え、いよいよ憧れのニューヨークへ! 「物価が高い〜」とひいこら言いながらもなんやかんやと楽しめたのは、さすが世界のニューヨーク。ミーハー心丸出しで、街歩きにいそしんでおりました。ほかのアメリカの都市とはまったく異なるニューヨークの写真たちです

 

ニューヨークではいちばん幅を利かせているイエローキャブ。こいつらの運転は、「ここが世界一の先進国か?」と思うほど荒い。しかもしょっちゅうクラクションを鳴らすから、うるさいのなんの

 


アメリカといえばどこまでも続く広い空……と思っていたけれど、ニューヨークの空はこんなに小さいのです。星条旗をよく目にしたのはほかの都市と同じ。アメリカ人ってなんであんなに星条旗が好きなんでしょ

マンハッタン内ではどこを見渡しても高いビルがにょきっと顔を出している。曇りの日が多かったせいか、この街は全体的にグレーのイメージが強い

 


ニューヨークといえば、デリでのランチもちょっとした楽しみ。デリではサラダや惣菜やパンやなにやら……を量り売りしてくれる。「何を食べようかな〜」と選んでいるときの気持ちが楽しいのもデリのいいところ

ネオンがギラギラしている夜のマンハッタン。中心地には人もうじゃうじゃしていて、歩いているだけで夜遊びしている気分になる(笑)

 

タイムズスクエアでいちばん目立つネオンが日清カップヌードル。いやあ、日本も大きくなったものです(笑)。日本人なら「あ〜!」って指差してしまいます

ニューヨークの楽しみ方のひとつにブロードウェイがある。私たちも観に行くつもりだったが、当日券が売り切れで涙を飲むことに。ううう……

 

なんと、数日前にセントラルパークでダライラマの公演があったとか! 街でこの看板を見つけたときにはちょっとショックでした。アメリカってチベット問題への関心がすごく強いのを改めて実感

憧れのニューヨークにやってきたとはいえ、私たちが泊まっていたのはお隣のニュージャージー州。日本で言えば埼玉に泊まっているような感じでしょうか。ここはご覧のとおり普通の住宅街で、マンハッタンまでバスで20分とは思えないほどのんびりしている

 


ハロウィンまで1か月を切ったとあって、近所の家にはこんな飾りつけが始まっていた。庭には等身大の魔女まで! ニューヨークのハロウィンは有名で、できればそれまでいたいけれど、今回は断念

大学時代の友人アサイさんがここから5時間ほどかかるところからわざわざ出てきてくれて、一緒にバスでおでかけ。彼女に日本食材屋やら古本屋さん(もちろん日本の本!)に連れていってもらって、すっかり裏ニューヨークを堪能。アリガトね〜

 


朝食セットでパンケーキを頼んだら、こんなにこんもりやってきました。なんやかんや言ってここもやっぱりアメリカの一部です。お味のほうはなかなか上出来

ニューヨークに着いたら絶対食べる! と楽しみにしていたサーモン&クリームチーズのベーグル・サンド。このあと、分厚いサーモンに、盛りだくさんのクリームチーズが口のなかでハーモニーをかもし出し……(以下恍惚)

 


これもニューヨークでめちゃ美味かったもののひとつ。ロックフェラーセンター内にある「Auntie Anne!s」というお店。こいつはプレッツェルといって、パイみたいな生地に、シロップをかけて召し上がる。ちゃんと温めてくれて、ホカホカで、甘いシロップと生地の食感が……(以下も恍惚)


「ニューヨーカーの知識の宝庫」とガイドブックにうたってあった、ニューヨーク市立図書館。ここではコロンブスの手紙やらガリレオのノートなどをコレクションしているとか(見られなかったけど)


 


図書館の空気って、結構好き。人がいっぱいいるのに静かで、たくさん本に囲まれていると、なんとなく自分がインテリになった気がする(笑)。ここではテーブルにアダプタがあって、自分のパソコンでネットにつなぐこともできるのだ(なんとタダ! やらなかったけど)

ニューヨークといえばヒップホップ! とダンナが楽しみにしていた憧れの地。ストリートではダンスをやって小銭を稼ぐ黒人の子たちも。ニューヨークらしい風景だな

 

ブランド通りとして知られる5番街。どこを見ても建物だらけで、おのぼりさんはあんぐり口をあけてキョロキョロしてしまう(笑)。歩く人の速度も速い
ショーウィンドウ前に、まったくここに似合わない人がいるな(笑)。ふたりで「この人、だっさいねえ」と大笑いしてしまったほど。ニューヨークでコレじゃ、ちょっとマズイかも?

 

こちらは意外にニューヨークにハマっている人。うーん、服は大事だ(笑)。ちなみに10月頭のニューヨークはかなり寒く、日本の初冬の服装ぐらいは必要だった

さすが世界の一流品が集まる5番街です。こんなクールなヴィトンの広告も普通にあります。でもこんなのを見るとなぜかひるんでしまう、バックパッカー道まっしぐらな私たち

 

ヨーロッパにあるようなゴシック式の端正なセントパトリック教会。ニューヨーク最大のカトリック教会だとか。ちなみに尖塔までの高さはなんと100メートルもある!
ニューヨークといえば、やっぱりグラフィティのイメージが強い。前に行ったときよりずっと少なくなっている気がするけれど、それでもちょっと歩くとこんなクールなものが。これもいかにもニューヨークっぽい風景です

 


おしゃれショップ&日本食屋の多いイースト・ビレッジ周辺。このあたりの雰囲気は東京とかなり似ている気がする


ご存知ナイキの広告も、ニューヨークでやっぱりさまになっている。それとも何もかもが「あ、ステキ!」と思ってしまうのは、私たちの気分のせいかしら

 

さすが世界の最先端ニューヨーク。「毛皮反対!」のポスターもこんなに刺激的。「BUSH」と落書きされているのが、この国の現状をあらわしているようです

ニューヨークといえば、セントラル・パークは外せないところでしょう。幾多の映画&テレビでその映像を見て憧れていただんな。「でも来てみると、確かに広いけど、普通の公園だねえ」だって

 


それでも世界一地価が高いといわれるこの地にあって、この広さの公園はスゴイ! 広々としたグランドの奥にもビルが建ち並んでいるのがさすがニューヨーク。このあと、ふたりでしばし昼寝。やっぱり緑は人間に必要なものですな
ロックフェラーセンター前では、なんと日本が世界に誇るアーティスト、村上隆のオブジェがデデンと飾ってありました。彼は確かニューヨークでの下積み時期もあったはず。日本人がこうして世界に羽ばたいていると、無条件にうれしくなってしまうものです

 

そばには小さなキノコのオブジェがあって、散歩にきたニューヨーカー・キッズがおおはしゃぎ。どこの街でも無邪気なキッズを見ると和みますな

村上展ではこんなバルーンも空に広がってました。「とりあえず、最高にカッコつけてみて」というリクエストで撮った写真(笑)

 


ロックフェラーセンターの目印といえば、黄金のプロメテウス像。ワラワラと観光客が集まるそばを涼しげな顔で舞っております

全世界に衝撃を与えた2001年9月11日のテロ。「グラウンドゼロ」として知られるワールド・トレード・センター前はすでに立ち入り禁止になっていましたが、外から見てもぽっかりと空いた土地はなにか異様な空気を出していました

 


グランドゼロの前には、かつてのワールド・トレード・センターの歴史をたどったパネルが展示してありました。見入る人々の心には何が写っていたのでしょう?
ビルの崩壊とともに、多くの命が一瞬に消え去ったあの日。犠牲者の名前がズラリと並んだパネルの下には、ついさきほど置いたばかりの花束が。犠牲者を「ヒーローたち」と名うっているのはアメリカの精一杯の見栄のような気もするが、それが逆に痛々しい

 


お次は世界に名高いビジネス街、ウォール・ストリート。ここの動きで世界が変わってしまうほどの名物通りです。まあ私たちがここで働くことはなさそうだけど(笑)
「アレ、ここがウォール・ストリート?」と拍子抜けしてしまうのは、今日は日曜日だから。ガランとした無人の街を見ると、ここが世界を動かしているとはとうてい思えないほど。しかも思ったよりも狭い

 


経済のニュースでは必ず耳に入ってくるニューヨーク証券取引所には、こんなドデカイ星条旗が。何もここまでしなくても……と私たちはちょっぴり引き気味。とはいえ、基本的にはドルで旅行している私たちとしては、ここが崩壊すると困るのよね
東京における東京タワーのように、名前だけひとり歩きしているのが自由の女神。夕暮れ時のマンハッタンから船に乗ってみると、遠くのほうにあの有名なポーズが見えます。しかしこうしてみると意外と小さいな

 


夕日に佇む、自由の女神。近くに寄るとつい「ああ、本物だあ」と言ってしまいますな。真似っ子がパリにもラスベガスにもありますが、やっぱりこっちでなきゃ


海から見たマンハッタンはまさにイメージする未来都市そのもの。ぽっかりと浮かぶ島からにょきにょき生えたビル群は人工美の極致だと思う

 

ニューヨークの締めくくりには寿司ならぬSUSHI。ニューヨークは世界のどこよりも日本食屋が多く、何を隠そう私たちはほぼ毎食日本食三昧でした(笑)