私たちがアメリカで見たかったもののひとつに、西部劇に出てくるような荒野の風景があります。雄大なアメリカをたっぷりと堪能できるテキサス&ニューメキシコ州を通ったのもそのため。サボテンあり、地平線あり、はたまた国境を越えてメキシコあり、白い砂漠あり、コウモリあり……と盛りだくさんの西部の見どころをまわってみました
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「アレはなんだ?」……よくよく見ると、にょきにょきと生えたサボテン! いやあ、よくわからないけれどひたすら感動してしまった。西部劇といえばサボテンだもんね。しかしサボテンってカワイイものです |
ニューメキシコ州の休憩所。というか、ホント荒野にポツンとトイレがあるだけ。ある意味、かなりゼイタクなトイレです |
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トイレの脇の自動販売機には、こんなガッチリとした鉄枠がはめてありました。こういうのを見ると、アメリカって治安が悪いのね、と思ってしまう |
西部に来て、私たちのお気に入り植物としてリストアップされた「ユッカ」。こいつは水の少ない地でも生きていける、タフな植物なのだ。形も不思議だし、憎めないヤツです |
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これぞアメリカ! な超大型トレーラー。いったい何積んでんだ? ってぐらい、やたら長い。デカイ。すれ違うときはいつもビクビクしていました |
このあたりはひたすら視野が開けているせいか、空が広々として感じられる。雲と太陽と地平線のコントラストは、ついつい時間を忘れて見入ってしまう |
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今日は荒野をひたすらドライブ、の1日。地平線に夕日が沈んでいくのを背中に見つつ、まだまだ運転は続きます。でも、キレイだなー |
ひたすら運転するダンナをよそに、妻は後部座席で夕日鑑賞会。これだけキレイに地平線に夕日が沈んでいくのって、なかなか見られない景色だよね |
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テキサス州はかつてメキシコの一部だったところ。州の多くがメキシコと国境を接していて、ここエルパソからは簡単にお隣メキシコに遊びに行けちゃうのです |
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この橋の向こうはもうメキシコ。島国の私たちにしては、何度通っても陸路の国境というのは不思議なものです。といっても地元の人は当たり前のように国境を行き来しているのだけど…… |
一歩メキシコに入ると、あちこちからスパイシーなサルサ・ソースの香りが流れ出し、タコス屋さんの派手な看板が目につくようになる。「VIVA MEXICO」の気分なのです |
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お、ドラゴン・アッシュ?(笑) なポスター。彼ら(特に降谷くん)はメキシコ顔だとここにきて気づいた次第です。あー、ラテンの国に来た〜って感じでしょ |
メキシコのお土産物といえば、ソンブレロ。市場にもさまざまな種類が売っていて、ついつい欲しくなってしまった。でもコレ、アメリカで被ったら浮くだろうな…… |
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トルティーヤの昼食を食べていた市場のお兄さん。メキシコ人は黒目黒髪の彫りの深い人が多い。彼もなかなか男前 |
道ばたのキオスクではさまざまな種類の雑誌がズラリ。こういう光景って、アメリカではあんまり見られないよなあ |
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お菓子屋さんではこんな飾り物も売っていました。何かのお祭りに使うのかな? ダメ〜な感じの人形を見ると、つい撮りたくなってしまうんだな(笑) |
景色がアメリカと全然違うのは、屋台のお店が多いこと。アメリカの味気ないファーストフードよりも、私たちは断然こういうお店のほうが食指がそそられるのです |
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メキシコといえばメキシコ料理でしょう。市場には山のようにトルティーヤとかトスターダスとか正体不明のスナックが並んでいます |
メキシコ料理に欠かせないものといえばチリ。こちらもまた山のように積んでいて……見ているだけで、構えてしまう |
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屋台のフルーツ屋さん。アメリカの巨大なスーパーで買うのもおもしろいけど、やっぱり屋台の店で値段交渉しながら、ときにはおまけしてもらいながら買い物するのも楽しい |
パッと街並みを見回して思うのは、色の数(特に原色)が溢れているということ。やっぱり毎日辛いものを食べているせいか? (いや、違うか) |
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広場の噴水にはこんな置物と怪しい人が。お約束ですな。周囲の人はもちろん笑っていました |
メキシコ料理のお通しといえば、ナチョス+サルサソース。しかしこのサルサソース、ほんのひと舐めで飛び上がるほど辛い! メキシコ、やっぱり刺激的な国です |
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メキシコ側のアメリカへの国境。奥のゲートをくぐって進んでいくとそこはもうアメリカ。思ったよりも多くの車が行き来していました |
こちらはエルパソから130キロ先にある、ホワイトサンズ国定公園。別名白砂漠として知られるここは……ホントに白い! |
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青い空と白い砂のコントラスト……なんだか別の星に降り立った気分です。こんなところがあるなんて、アメリカはやっぱり広い! |
誰も人が歩いていないところでは、砂漠の表面に風によってつけられた波型の跡が。自然が作ったデザイン美を見るのも、砂漠の醍醐味のひとつです |
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ホワイトサンズは世界一大きい石膏の砂漠として知られているところ。キメの細かい砂は、サラサラしていて手触りがいい |
こんな砂漠でもちゃーんと生きている生物がいるのです。ユッカの摩訶不思議な形が、この景色をさらに引き立てているようです |
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ユッカの先っちょ、実の部分。ユッカって、ホント愛らしい形をしています。それにしても今日は天気がいいな |
辺鄙なところにあるとはいえ、ここはアメリカのなかでも有名な公園。見渡すと、ところどころにこんな足跡がついています。そうそう、砂漠を徒歩で歩くツアーも出ていました |
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「あ、足が長い人がいる!」というわけで、撮ってみました。こういう写真って、意外と説明することがないのよね(笑) |
砂漠の真ん中にある駐車場&ピクニックエリア。まるで宇宙のようです(笑)。この土地の使い方、間隔はまさにアメリカ。日本にこの砂漠があったらうじゃうじゃ人がいそうなのに…… |
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いよいよ夕日タイムがやってまいりました。砂の波が徐々に影をつくり、砂漠全体がオレンジ色に染まっていくこのときの美しさは、ちょっと言葉にしにくいほど |
夕日タイムにご満悦の図。この人はちょっと砂漠で浮いていました(笑)。ここ、雑誌のロケなんかで使ってもカッコいいんじゃないかなー |
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とにかく夕日時の空のコントラストがスゴイ。白い地面とピンクの山際、そこから上は徐々にブルーになっていて……。写真じゃちっとも伝わらないけど、一瞬自分がどこにいるのかわからなくなってしまうような錯覚がした |
明けて翌日、この日のドライブもすばらしい景色。「なんだかアメリカっていうよりカナダのイメージだよね〜」と言いながら、森林を通り過ぎていきます |
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牧場ではのんびりと牛が草を食んでいました。牛は世界中いろんなところで目にするけれど、写真の彼らのようにキチンと牧場らしいところに住んでいるほうが珍しい気がする |
カールスバッド洞穴群国立公園に到着しました。見渡す限り果てしない大地が広がっていて、こんなところに洞窟なんてあるのかな? と思ってしまう |
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こちらが洞窟の入り口。この奥には世界でも最大級の鍾乳洞が広がっている。だが、しかし。なんとはるばるやってきたというのに、なんとすでに洞窟への入り口が閉まっている! ガーン |
仕方ないので、泣く泣く帰ろうとしたら、夕方からこうもりの大群が見えるのだとか。で、しぶしぶ待って撮ったのがこちらの写真。うーん、怪しい点々にしか見えない(涙)。しかし意外と多くの人がこうもり鑑賞に来ていました |
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