トランコーゾが南米のゴアと言われるのは、その楽園っぷりもさることながら、やっぱりビーチ・パーティがあるから。私たちが行ったシーズンはちょうどパーティまっさかりの時期で、週2〜3回ほどパーティが行われていました。楽園で過ごすパーティの模様をたっぷりお楽しみあれ♪(撮影協力:イシヅカ兄貴)

 

パーティのスタートはたいていは深夜。といっても2時3時はまだ人気(ひとけ)も少なく、来ている人もみんなビーチでめいめいにくつろいでいる。火をたいているけれど、実はそんなに寒くないのだ

 


そんなくつろぎピープルのために、ファイアー・バーをまわす女の子たち。ブラジルでもポピュラーなようで、みんな結構上手。ついつい見とれてしまうのね

ようやく空が明けてきた。今日は満月! 白んでいく空と、消え行く満月があまりにも美しく、ついついポーっとなってしまう。私たちが「日本庭園」と名づけたパーティ裏のなごみスポットにて

 


黒かった空が青みを増して、徐々にオレンジの光が入ってくる。こういう瞬間に「あー、太陽って偉大だなー」と拝んでしまいたくなる。もうすぐ日の出だあ!

日が出てくると、ビーチには続々と人が集まってくる。ビックリしたのはブラジルでのパーティは日が出てからが勝負だということ。みんな見られていないと燃えない体質だから?

 

つうわけで、朝日に向かって踊る妻(笑)。しかしこんな格好でもちっとも寒くなく、いやむしろ暑いぐらいなのがウレシイ。パーティに来ているのはほとんどがブラジル人

うひょあ、太陽が顔を見せた! 日が出てくるにつれて、それまで真っ暗だったところが、徐々に色彩鮮やかになっていく。やっぱり海から出てくる朝日って、スバラシイ!

 


こちらはDJブース。セットはさして大掛かりではないけれど、ココナッツでできた小屋で海からのぼる朝日を見つつDJするなんて、気持ちいいだろうなー

パーティはこんなビーチで行われている。スペースも充分あるし、疲れたら砂浜でゴロリとできるし、暑ければ海にボチャーンとできるし。やっぱりビーチ・パーティは最高だあ!

 


このパーティ会場は地形も変化にとんでいて、眺めているだけで楽しい。この岩山のてっぺんから朝日を見たら気持ちよさそうだなー
イエーイ! ゴキゲンな彼は、メキシコで出会い、ブラジルで偶然の再会を果たしたチュンくん。彼とはいっつもつるんでパーティに行っていた。ホント色々楽しませてくれて、最高にナイス・ガイなのだ

 


というわけで、ココナッツの間で踊るチュンくんと妻。「いやー今日は最高だねえ」「最高ですねー」という会話が何度交わされたことか(笑)


「なんか、インディー・ジョーンズっぽくない?」というわけでパチリ。あの岩山の向こうから……と期待したけれど、何も出てきませんでした(笑)

 

暑くなってきたら、海でパシャパシャ泳ぐのもよし。今日はちょっと曇り気味で、気候的にはちょうどいいかも

「ちょっと疲れたねえ」というわけで砂浜にて休むジャパニーズ・ガイズ。ダンナともちゃん、チュンくんに並びいちばん左にいるのはアフリカで会ってペルーで奇跡の再会を果たし、またブラジルでも偶然に出会ったイシヅカ兄貴。いやー、出会う人とは出会うんですねえ

 

「あ、飛行機!」「うっそ〜」「あ、ホントだ」と一同の話題をかっさらっていった小さな飛行機。めちゃめちゃ気持ちよさそうなのだ。乗りたい!

このあたりは90キロにもわたってビーチが続いている。どこまで行っても永遠にビーチ……贅沢なこと! こういうところを歩いていると、他人に優しくなれるような気がするのは私だけでしょうか? 

 

ある日、街に貼ってあったポスターを見ると、なんと世界的に有名なTIP WORLDのパーティがやってくるという。ヤア! ヤア! ヤア! というわけで私たちももちろん繰り出してみました
パーティが盛り上がるのはやっぱり日の出から。今日も徐々に日が出てきましたよ……

 

というわけでパーティは絶好調。1000人近く集まっているんじゃないかしら? ちなみにこの日のDJはトランス界のゴッド・ファーザーRAJA RAM。こんなところで彼のDJを聞けるなんて、ラッキーだわあ

日が出るにつれ、盛り上がりは増していく。男子は8割ぐらいが上半身裸。それもこれも、ビーチ・パーティだから可能なわけで

 

ようやく日が出てきましたあ! と一同大盛り上がり。やっぱり何度見ても海から登る朝日はスバラシイものですな

そろそろ疲れてきたね……というわけで、パーティ会場を後にブラブラお散歩しながら帰る。東京でも家までの帰り道がこんな感じだったらいいのになあ

 


途中、ちょっと木陰でひとやすみ。日はギラギラと照りつけるけれど、木陰に入ってしまえば風が心地よい。楽園はここにあったのか! となんだか目からウロコなのです