行く前はエーゲ海なんてちゃらちゃらした場所……なーんて思っていたのですが、行ってみてビックリ。青い海、白い家々……いやあ、さすが世界に名高い観光地だけあります。ステキ過ぎ。結局ミコノス最高! と激しく気に入ってしまったかの島、また行きたい場所のひとつです

 


ミコノス島は超人気の観光地だけあって、島に行くにもこんな巨大客船に乗ります。といってもケチった私たちは本当はもうちょっと小さい船に乗ったのだけど……

 

早朝出発の船だったので、船に乗るなり爆睡のダンナ。日本人の恥を地中海にさらしてるかも……。そうそう、私たちのチケットは「デッキクラス」と書いてあったのでデッキにしか行けないのかと思っていたのだけど、実はちゃんと船内にもデッキ・クラスの席があったのでした

ミコノス島に到着してビックリ。家々が白い、白過ぎる! この景色を見ただけで、ミコノス島を見くびっていた私たちは激しく反省したのでした。いやあ、新婚旅行にはこういうところに来るべきですね

 

ミコノス島の内部は細い道が迷路のように入り組んでいる。でもこんなステキな景色のなかだと、いくら迷ってもランラン♪ と余裕な気持ちでいられるものです

ミコノス島の名物、風車。昔ながらの風車が、島のはずれに建ち並んでいます。わらぶきの風車、もちろんボディは真っ白!

 


「ステキな景色ね……」、「そうだね、でもキミもステキだよ」なんて会話があるわけもなく、いつものように「ステキ過ぎる!」と興奮ぎみでシャッターを押していた私たち。しかしよく考えるとここほど新婚旅行向きの場所はないと思う!
家々がすべて白と青に塗られているので、ほかの色がまた栄える。こんな黄緑のトラックも、ミコノス島にあるからこそ3割増しに見えるってもんです

 

観光がメインの島だけど、こんな荷物用のバイクだってちゃんとある。船で運ばれた荷物を荷台に乗せて走り回るおじさん、いい生活してるな〜
船着き場で荷物を待っていたおじさんのバイクは、ミコノス色ともいえるブルーに塗られていました。この島にあるものはみんな、ズルイほど絵になる

 


白い家々に囲まれた広場で、少年たちはサッカーに興じる。こんな島でもサッカーはやっぱり人気。でもときどきボールが海に落ちちゃうのが玉にキズ、かな?


海に面したカフェ。というかいまにも海に飲まれそうなカフェだ(笑)。ミコノスはさすがヨーロッパ中から観光客が集まる土地だけあって、おしゃれなカフェが多い

 


今度こそ本当に海に面したカフェ。のんびりお茶でも飲みながらバカンスする……ヨーロッパの人ってやっぱりいいものを知っているような気がするな〜

こちらは小さな船用の船着場。ボートも、個人の持ち物が多い。休みのたびにこの島に来て、ボートで島を散策する……ああ、私もギリシャ人になってボートが欲しいのだあ!

 


ミコノス島の人気者、ペリカン君。こいつは島のあっちこっちをペタペタ歩いていて、観光客に魚をねだるぜいたく者。いっそのこと、このペリカンになりたい

島といえば、猫。というか、どうして島には猫が多いのでしょ? なかでもミコノス島の猫は写真集やカレンダーになっているほど有名。白い家々をバックに、のんびりとバカンスをする猫ちゃん、キミは幸せ者だにゃ

 


島を散歩していると、しょっちゅう猫が「スリスリして〜」と寄ってくる。愛されているせいか、この島の猫はみんな甘えっ子で、のんびりした性格。猫好きの私としては、ついついホホが緩んでしまうのです

島にはいくつも教会があって、どの教会もやっぱり真っ白に塗られている。絵葉書で見る景色がそのまま目の前にあって、ついつい必要以上にシャッターを切ってしまう(たぶんこの教会だけで20枚以上撮ったと思われる)。ああ、麗しのミコノス!

 

ミコノス島の典型的な家は、こんなふうに外側に階段がついている。ちゃんと街づくりしていて、白以外の家はタウンには存在しない。ガスもちゃーんとブルーに塗られているのがエライ!

タウンの一角ではミコノス島をスケッチした絵が売られていました。ミコノス島っていうと白とブルーのイメージだけど、売られている絵も見事にその色

 

港から離れるにつれ、高台になっていく。普段は「坂道、やだなー」というヘタレな私たちだけど、こんな景色が見られるなら、坂道も苦じゃない!
観光がメインの島といえども、ちゃんと地元の人も住んでいます。ベランダで漁に使う網を直していたおばちゃん。こんなローカルな景色に出会うとは思っていなかったので、しばし話し込んで(といってもギリシャ語はまったくわからないんだけど……)しまいました

 

話していると、「あ、あがっていいわよ」という感じで、家にもあがらせてくれました。ダンナさんはこの島で生まれ、ずっと漁師をしているそう。学生帽のような黒い帽子が、この島の漁師さんのマスト・アイテムらしい

そんなこんなしていたら、やっぱり漁師のお友達が家を訪ねてきました。「じゃ、せっかくだから一緒に」と撮った写真がコレ。妻はスマイルですが、相当お腹をひっこめてます(笑)

 


こんなステキな島だからこそ、風になりたい〜♪ というわけで、滞在中にはレンタバイクでブイブイ言わせていました。なにげに、ヤンキー仕様なダンナ

バイクで走っていたら、「遊んで、遊んでよう!」な犬に出会いました。本来は番犬だと思うんだけど、こんなに愛嬌があると番犬失格だよ。鼻の中に、なんか突っ込んじゃうぞ!

 


もちろん島に来る人の目的はビーチ。まだシーズン前(6月)だというのに、有名なパラダイス・ビーチではサンオイルをたっぷり塗った人たちがゴロリ、ゴロリとしてます。ヨーロッパの人って、ホント日焼けが好きなのね
ミコノス名物といえば、トップレス。勇気がなくて、バックショットのみ。前はご自分でご想像してください

 


来月になったら、このあたりのビーチ・ベットはすべて空きがないほどうまってしまうらしい。6月とはいえ、陽射しは強烈

もちろんビーチでのアクティビティも充実している。パラダイス・ビーチにあったワニ顔のジェット・スキー、ちょっと乗りたかったな……

 


パラダイス・ビーチの地面は砂ではなくて、こんな小石になっている。裸足で歩くとジャリジャリと音がしてちょっと痛いのね

ミコノス島名物といえば、スーパー・パラダイス・ビーチ。ここはヨーロッパにも名高いゲイ・ビーチ。でも有名になり過ぎたせいか、あからさまにいちゃいちゃしている男子2人組は見かけなかったな

 


スーパー・パラダイス・ビーチは奥まった入江にあるビーチです。こうしてみると、ゲイの人の美意識に耐えうる美しさ! 海、青いなあ〜

さらさらした砂質のビーチは、裸足で歩いても気持ちいい。老若男女、全員水着でのんびりしてます。まさにパラダイス!

 


私たちが借りたバイク屋のおやじ。いかにもギリシャ人とした威風堂々なルックスだけど、実際はおちゃめで、すっかり仲良しに。そうそう、ミコノス島では宿にキッチンがついていて、私たちはよく自炊してました。だからネギをぶら下げているの

何を隠そう、ここが私たちの宿。いかにも地中海のステキな宿って感じじゃない? シーズン前だったのもあって、この宿で1泊ふたりで25ユーロ。この値段でプライベート・キッチンも付いている素晴らしさ。

 


ここの宿はちゃんとこんなプライベート・テラスもあってくつろげるのです。新婚旅行にはもってこいでしょ。ここまで旅してきて、文句なしのナンバーワン宿!
朝、のんびり起きてこんな朝食をいただく。ちなみにシリアルは吉田家の朝の定番メニュー。しかし私たち、朝からガッツリ食べるなあ

 

ランチはイカの塩味パスタ。タウンには小さいながら魚市場もあるので、自炊すればなんでも好きなものが作れちゃう。しかし、うまそうだな、コレ

しかも、しかも、この宿にはプライベート・プールまである! 散歩に疲れたら、水着でのんびりプール・サイドに寝そべって……。あー極楽じゃあああああ

 

隣室のイタリア人女性は、愛犬を連れてのバカンス。船に乗せて連れてきたそう。ヨーロッパ圏の人は、こういう楽しみ方もできるのね。こいつ、顔は怖いけど性格はいたっておちゃめ

宿のテラスから見える夕日がまた涙が出るほど美しい。目の前には小さな教会があって、ブーゲンビリアがあって……ああ、幸せってのは、ミコノスにあるものです、ハイ

 


エーゲ海に沈み行く夕日。この時間になると「ああ、今日もよく遊んだー」って気持ちになります。とにかくミコノス島はすべてが美しく、久々に私たちも新婚気分を思い出したのでした