アテネの街には、誰もが知っているパルテノン神殿やらアクロポリスの丘やら、超一流の遺跡がゴロゴロしています。張り切って写真を撮りまくってみました。観光のあとはお腹も空いたし……というわけでアテネ一の市場、現代のアゴラへ。アテネっ子の胃袋をまかなうというこの市場は広さも品揃えも活気もスゴイ! 久々の大ヒット市場でした

 


アクロポリスはアテネ市街を見下ろす小高い丘。こんなところにデデーンと遺跡が残っているのだから、さすがはギリシャです

 


アクロポリスの丘の絵地図は、2.5ユーロ。これを高いとするか安いとするか……。ちなみにギリシャは今回の旅始まって初のユーロ圏なのだ

アクロポリスの丘を登っている途中、こんないい感じのタベルナ(食堂)を発見。緑の日よけって、いかにもヨーロッパ的な発想だ

 


よくよく見るとこの緑はブドウの木。まだ粒の小さい緑のぶどうがいっぱいなってました。これもおいしいワインになるのかな?

いざ、パルテノン神殿へ! と意気込んで行ったものの、さすが世界的な観光地だけあって、シーズン前なのに、ものすごい人。しかも神殿は全面的に工事中……。なんだか雰囲気が壊れるなあ

 


パルテノン宮殿は紀元前438年に完成したもの。そんな大昔にこんなものがあったのもスゴイけど、それをいまも修復しているというのも、よく考えるとスゴイ。宮殿の目の前にはせっせと修復作業をしている人たちが……。ご苦労様です

もうとにかくアッチこっち、やたらめったら工事してます。うーん、神殿を見に来たのか、工事を見に来たのかわからないぐらい(笑)。噂ではオリンピック前に修復を完成させるとか。また次の機会に見にきましょう

 

パルテノン神殿を印象づける、イオニア式の柱。優雅かつ機能的にできているのです。パルテノン宮殿はこんな柱が46本も立っていて、1本が10mもあるのだとか

パルテノン神殿の脇にあるエレクティオン。こちらも完成は紀元前408年と、2500年以上の歳月を経ているもの。6体の少女像を柱としていて、なんだか古代アテネのロマンチックな建築美を物語っている

 

アクロポリスの丘には、空にはためくギリシャ国旗が。ブルーと白のコンビネーションは、国旗のなかでもかなりイケてるほうではないでしょうか?

アクロポリスの丘から眺めるアテネ市内&リカヴィトスの丘。遥かかなたまで続く家々と丘のアクセントは、思わずため息をつく美しさ

 


こちらはゼウス神殿。いまではたった15本の柱が残るのみだが、当時は計104本の柱がゾロリと並んでいたとか。さぞかし威厳のある建物だったのでしょう

丘の南側にあるイロド・アティコス音楽堂。161年に建築された音楽堂で、ななななんと! いまでも現役で使われているのです。夏の間にはオペラや劇などが上演されているとか。さすがギリシャ、恐れ入りました

 


そのお隣にあるディオニソス劇場は、遺跡として残っているのみ。この劇場は紀元前6世紀に建てられたもので(いちいち古い!)、当時は1万5000人を収容できる大劇場だったとか

古代アゴラの中にある教会。これ自体は歴史ある建物ではないが、趣があって、なんともいい感じ。私たちの行った時期はちょうど緑が溢れていて、どこもかしこも絵になっていた

 


アタロスの柱廊博物館。博物館といってもここはもともとギリシャ遺跡の一部で、数ある遺跡のうちで唯一完全に修復されたもの。ということは、2000年以上も前のギリシャには、こーんな立派な建物があったということです。どこまでも続く柱が美しい
博物館に保存されているものは、すべてこのあたりの遺跡から発掘されたもの。ギリシャ風彫刻といえばこの流れるような曲線美。写真の女体は、顔がないだけになんだか妙に色っぽいのです

 

もちろん男性の顔だって、こんなに立派。もう見るからに賢そう(笑)。古代ギリシャにロマンを感じる人が多いのも、この顔を見ると「うーん、わかる」とつい頷いてしまうわ
ふくろうが刻まれた古代ギリシャの硬貨。「どっかで見たことあるな〜」と思っていたら、実はこれ、現在のギリシャのユーロ・コインにも使われているのです。ギリシャ人がいかに自分たちの歴史に誇りを持っているかがよくわかりますな

 


最後に訪れたのが、ギリシャでもっとも原型を残しているヘファイストス神殿。コレも作られたのはパルテノン神殿と同時期の2500年近く前。なのにもう明日からでも使えそうな立派な神殿なのです

神殿からふと見下ろすと、落書きいっぱいの線路に電車が入ってきました。なんだかこの景色、渋谷の宮下公園みたいだ(笑)。ものすごい遺跡がゴロゴロする横にこんな光景があると、「はて、ギリシャっていったい?」と不思議な気持ちになる

 

ギリシャ限定? のファンタ、その名もマッドネス。すごい名前だあ〜しかも缶もおどろおどろしい〜とビビってしまいましたが、お味はさわやかなスイカ味。なーんだ

ところかわって、こちらは「現代のアゴラ」。「なんだよ、現代のアゴラって〜?」とツッコミを入れたくなりますが、要は市場なのですね、それもめちゃデカイ。この市場は規模&品物の数&活気と、どこをとってもかなりの高ポイント。いるだけで興奮してしまう大充実の市場なのです

 

市場の花形といえば、やっぱり肉屋さん。しかもここでは巨大な肉がばっさばっさとさばかれていくのを目の前でじっくり見られるのです。これぞ市場の醍醐味!
この市場はとにかく品数が多く、肉魚野菜となんでも揃ってます。この通り、豚さんの足から、謎の内臓まで……ギリシャ人の食べ物に対する意気込みがひしひしと伝わってくる

 

皮をはがされたウサギちゃんがぐで〜っと並べられておりました。しっぽと足だけ毛が残っているのがご愛嬌?

こちらは山羊の頭。一瞬「キャー」と思うものの、じーっと見ていると、なんだかひょうきんに感じてしまうのはナゼでしょ。ダンナもなんだかニコニコしてるし(笑)。しかしコレ、いったいどうやって使うのかしらん?

 


このふたり、「肉屋になってみない?」、「そうね……」なんて会話があったとか、なかったとか。しかし私ってば、肉屋がよく似合うなあ(笑)。ここの市場は、働いている人も威勢がよくて、実に理想的な市場なのです

肉もさることながら、魚介類の充実っぷりにも目を見張るものがある。どの店も種類も数も豊富で、魚介類好きの日本人にはたまらないでしょう。お兄さんの顔もどこか築地のあんちゃん風?

 


見ているだけでヨダレが出てきそうなサーモン。ぶっとく厚切りにして、そのままフライパンでステーキにするだけでOKでしょ
これだけの魚があっても、ポンポン売れていくのはさすが大都会アテネ。東京でもこんな市場が近所にあればいいのになあ……

 


市場でいちばん強烈だったコイツ。コレは一体何? アンコウ? ぐえーっと開いた口といい、ギョロリとした目玉といい、迫力満点。これも……いったいどうやって使うんだろう?