ブルガリアといえば、ヨーグルト?……ってそれぐらいの知識しかないまま臨んだ国。首都がソフィアだというのもお隣トルコで初めて知ったのですが、それでもこの街ははこうして写真を眺めていると、色々な印象がよみがえってくる不思議なところでした

 


ソフィアの街でかなりお世話になったのがこのトラム。お隣トルコからお目見えしたいかにもヨーロッパ的な乗り物です。

 

トラムの運転席はこんな感じ。基本的に切符は前持って売り場で買っておくものですが、この運ちゃんは手元にある切符を売ってくれました。女性の運転手さんにもよく会ったな
街頭には花売りのおばちゃんがキチンと列になって座っていた。売っているのが花、というのがいかにもヨーロッパ!という感じがする

 


ソフィアの街中。基本的にソフィアは首都のわりに結構田舎で、イメージした「東欧」そのままに、なんとなく薄曇ったような感じがします
街中の普通の道に行きかう普通の人々。街には緑も多く、サイズ的にも歩いてまわれるので旅行者にはウレシイ。人口は120万人。東京の10分の1かぁ

 

道ばたで笛を吹いてチップをもらう芸人のおじさん。細長〜い笛は切なくて、おじさんはなかなかのハマリ役でした

バルカン半島最大にしてもっとも美しいといわれるアレクサンダル・ネフスキー寺院(「地球の歩き方」より)。つうかこの名前、覚えられる気がしない(笑)。建物自体はロシア人の建築家によって建てられたらしく、丸いフォームがなんともいい感じ

 

立派な建物の前にはやはり立派なドアが佇んでいました。教会の装飾って、やっぱりなんだかソソられるものがあります。このドアも欲しいもん(笑)

正面入り口には手を広げたキリストのモザイク画がお出迎え。トルコで初めて知ったことだけど、モザイク画ってすごくキレイなのね。コレも見とれてしまいました

 


教会内部にはシャンデリアが厳かに光を放っていました。正面には聖人を描いたイコンがズラリと並んでいて壮観                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

寺院のそばの公園ではのみの市をやってました。みんなヤル気がなさそうなのがいい感じ(笑)。お土産物から骨董品まであって、ブラブラ眺めて歩くのが楽しい


 

ブルガリアはロシアと関係が深いせいか? ロシア人形のお土産物もよく目にする。この旅行中にはあんまり必要なさそうだけど、これも一家にひとつは欲しい一品

こちらも商売はやる気ゼロで、ひたすらゲームに興じるおっちゃん。写真を撮っているのさえ気づいていなかった模様。ゲームはサイコロを使ってやるもので、確かエジプトでも同じゲームをやっていた

 

「とりあえずピースでもしとくか」とのっそり手をあげてくれたおじちゃん。ブルガリア人はシャイで大人しめの人という印象だが、話してみるといい感じの人が多い

のみの市では絵を売っているお店がいくつか固まってある。なんだかイメージするヨーロッパの街角って感じ

 

私の心にぐぐっときたのはコイツ。アニメタッチでなかなかいい味が出てます。この絵の作者は芸大に通う学生さんで、なんとお母さんが彼の絵を売っていたのでした
ブルガリアは独自の正教があるだけあって、店先ではこんな宗教画まで売っていました。これもひとつは欲しい一品

 

とはいえ、ここは一応?ヨーロッパ。目抜き通りには小洒落たお洋服屋さんがズラリと並んでいて人通りも多い
こんなB-BOY仕様の店も。もちろん街にはB-BOY君もいたし、キヨスクではB-BOY雑誌も売っていた

 

ソフィアのブラック系クラブ。「SOFIA DOWNTOWN」というのがなんか無理してる感じ(笑)。時間がまだ早かったため、お客さんは入っていなかった

オープンカフェでくつろぐ人々。この国の人も外でカフェをするのが好きらしく、ソフィアではよくオープンテラスの店を見かけました

 


ブルガリアに来て知ったことは、この国ってばご飯がおいしい! ということ。農業が発達している国だそうで、野菜なんかも新鮮で毎日サラダを食べてました。手前右は郷土料理の冷たいヨーグルトのスープ。コレもイケてます

歩いていたら突然上からブランコに乗ったセクシーお姉さんが現れたのでビックリ。よく見たらただの飾り物だったけど、コレ、騙される人多いよな

 

よくわからないけど、見ていたら欲しくなったシルバーの鎧&兜。ともちゃんと「こういうの、部屋に置きたいよね〜」と言っていたけど、よく考えたら部屋がないのね、私たち(笑)

ソフィアのショッピング・モール風市場。ここにもカフェがあって、買い物帰りの人たちがくつろいでました

 


市場では久々に見る食べ物も多く、いよいよヨーロッパ文化圏に入ったんだという気がしてくる。ソーセージなんかもアジアやアフリカの市場ではあまり見かけないけれど、ここでは種類もたくさんあった
ブルガリアはほぼ海なし国だというのに、ちゃんと鮮魚までありました。といってもやっぱりお値段は高め

 

日本ではあまりなじみのないオリーブだけど、ここでは種類もズラリ。「オリーブは日本人にとっての梅干みたいなもの」と誰かが言ってましたが、この売り場を見ていると納得

読める気がしない(笑)ブルガリア文字。公用語はスラブ語系のブルガリア語で、英語の通用度は低い。うーん、なんて書いてあるんだろ(笑)

 


白い雲に向かって羽ばたこうとするトンボ(のオブジェ)。なにげに結構デカイ。ちなみに私たちの滞在中は天候にも恵まれて毎日晴れでした
なにげにヨーロッパ風の街並み。止めてある車はアジアやアフリカに比べたら断然ランクが上

 


ソフィアにもあったイエローキャブ。だいたい車の目立つところに電話番号が書いてあって、その番号で呼び出す車が多い。私たちは一度も乗っていないので、乗り心地は不明
ブルガリアは思っていたよりも教会が個性的。こんなモスク風?のピカピカした教会なんかが普通にあったりする。人口の85パーセントがブルガリア正教徒らしいが、それもわかる気がする

 


教会内部はこんな感じ。この日は夕方頃だったせいか、仕事帰りの人たちが蝋燭を灯している姿が目についた
リラの僧院もそうだけど、このあたりの教会祭壇はゴールドのピカピカしたものが多い。ほんとは撮影禁止なんだけど、コッソリ撮ってしまいました

 

ブルガリアの名物料理カヴァルマ。トマトベースの煮込んだシチューという感じ。卵が落としてあってかなり美味。奥はポークステーキで、これに前菜を頼んでワインを飲んでもふたりで10ドル足らず。ブルガリア料理、万歳!