デカン高原を南下し、目指すはダイヤモンドの産地として知られるハイダラバード&インドのシリコンバレーと名高いバンガロール。どちらもインド有数の大都市ですが、ツーリストはあまり足を向けないエリアなようで、歩いていると「一緒に写真を撮ってくれ」と言われることもしばしば。すっかり人気者気分になった2大都市です
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いざ、ハイダラバードに到着。このあたりで使われている言葉はウルドゥー語がメイン。駅の看板もウルドゥー語、ヒンディー語、英語と並んでいて、いかにも多民族国家なインドならでは |
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「ハイダラバード」、「アーラマバード」など「バード」という言葉がついている街は、イスラム教の影響を受けている。なかでもこのハイダラバードはインドでもいちばんムスリムが多いエリア。街を歩く女性も真っ黒なチャドルをまとった人が多い。私たちはこっそり「黒忍者」と呼んでいました |
ハイダラバードのシンボルと言えばこのチャールミナール。四つの尖塔という意味で、1591年にクンドゥブ・シャーヒー朝の王様によって建てられた |
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ちなみにチャールミナールはタバコの銘柄にもなっている。だからハイダラバードを訪れたことはないけれど、この建物は知っているというインド人は多い。やっぱり実物のほうが迫力アリ? |
チャールミナールの向かいに、ゴージャスな王宮風の建物が。「アレは何?」と聞いたところ、病院だとか。ずいぶん立派な建物です |
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ハイダラバードの電話屋さんはこんなにキュート。誰が考えたのか知りませんが、スマイルマークの電話屋マーク、ついつい電話をかけたくなっちゃうと思いませんか? |
はて、これは何? 答えは……タバコ屋さんの前においてあった、電源式ライター。黒い部分にたばこの先をあててスイッチを入れると、電流が流れることによって火がつく。こういうものを見ると、インド人の賢さ? に不思議な気持ちになります |
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こちらはさとうきびジュース屋さん。最後の一滴までギューギューしぼってレモンをたらして飲む。衛生的には勇気のいるものですが、味はケッコウ美味 |
街で見かけた美女のポスター。インドは街を歩いていてもホントに美女が多い。しかもゴージャスに飾り立ててもちっとも負けてないところがインド女性のすばらしさ |
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ハイダラバードのスラムにて。なんだか自分が悪いことをしているような気がして、シャッターが押しにくかった一枚(詳細はこちら) |
ハイダラバード観光のメインのひとつ、ゴールコンダ・フォート。巨石のうえに築かれた城とその城をぐるりと取り巻く城壁はとてつもなく巨大で圧倒される。1507年から1688年までこの地域を治めていたクトゥブ・シャーヒー朝の王様の城。ちなみにこのあたりはかつて世界有数のダイヤモンドの産地だったらしく、王朝はかなりのお金持ちだったとか |
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調子に乗って夫のカッコつけ写真をまたパチリ。とにかくこのお城はすべてに雰囲気があって、実に絵になるのだ |
お城はまるで天にそびえたつかのように、上に上に伸びている。「てっぺんから見たらきっと景色がいいだろうね〜」なんて言いながら、必死に石段を登る |
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お城のてっぺんにデーンと陣取っている巨石。誰かに聞いたわけではないですが、この形から想像するにヒンドゥー教のご神体として知られるリンガ(男根)かと思われます |
お城のてっぺんにはシヴァ神をまつったヒンドゥー寺院が。それにしてもこの絵、ポップなんだかおどろおどろしいんだか…・・・ |
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城てっぺんのテラスから見渡す、ハイダラバードの街なみ。遥か地平線まで見渡せる。かつてのマハラジャもこのテラスから景観を楽しんだとか |
ハイダラバードではぜひ訪れたかった場所のひとつ、「RAMOJI FILM CITY」。インド版ユニバーサル・スタジオとして知られるアミューズメント・スポットです(詳細はこちら) |
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到着してさっそくアッカンベーをしたアラジンがお出迎え。結構インパクトのあるお顔です |
RAMOJI FILM CITY内はポップだかなんだかよくわからない建物やら塔が満載。「あ、あっちにへんてこな像があるよ〜」と走って行ってパチリ |
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こちらは明らかに西部劇を意識した街並み。お店はお土産屋さんやらハンバーガー屋さんやら。それにしてもここが喧騒の国インドだとは…・・・いやはや、やっぱりインドは広い |
アミューズメント・スポットだけあって、あっちこっちにポップな建物が。きのこ型のボックス(中は何もなし)を見つけたので、とりあえず入ってみる |
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穴が開いていたので、とりあえず顔を出してみる、第一弾。孫悟空風? ちなみにサイドのお髭顔とのバランスがいまいち |
とりあえず顔を出してみる第二弾、タコ。自分的にはこれがいちばんお気に入り。来世はタコを目指すとしよう。ちなみにヒンドゥー教ではタコは悪魔として知られています |
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とりあえず顔を出してみる第三弾、人魚。穴がかなり高いところにあったので、必死に背伸び。裏側では実は足がプルプルしているのです |
「TIMBER LAND」と名づけられたアスレチック・スポット。置いてある設備はヘボいけど(失礼!)、こうして見てみると、なんとなく日本のディズニーランドを思い出す |
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場内はとてつもなく広大なので、このバスに乗ってツアー形式で見て回る。ポップでかわいいバスだ。乗っているインド人もみーんなはしゃいでる |
あちらこちらにこんなファンシーな塔やら像が見られる。インド映画でこんな塔が出てきたら、ここRAMOJI FILM
CITYで撮影されている可能性大 |
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こちらは飛行機内部のセット。よく映画で飛行機の機内でアクションしたりしているのは、こういったセットで撮っているそう。うれしそうに座っているインド人がカワイイ |
さらに南下してバンガロールへ。ここはインドのシリコンバレーとして知られるハイテク・タウンだ。街にもSONYやらSHARPやら電気メーカーの看板が目立つ。ちなみに日本人駐在員も230人ほど住んでいるとか |
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バンガロールの目抜き通り、MGロードのそばには大型CDショップ「Planet M」がありました。日本のHMVみたいな感じ? |
「Planet M」内部。日本のCD屋さんとほぼ同じような作りだが、約半数がカセット。ちなみにCDは洋盤約400ルピー、インド盤約200ルピー程度。カセットは90ルピー程度 |
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ちゃんと試聴機まであって、みんな熱心に聴いている。インド=貧しい国というイメージがあるけれど、あるところには日本と同じものがあるんですな |
こちらは市内のショッピング・モール。4階建てでちゃーんとエスカレーターまで付いています。バンガロールは本当に都会! |
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あ、トイザラス発見! でもよ〜く見るとロゴがちょっと、いやかなり違うような……。しかも「CHINESE」と書いてあるのはナゼ? 中に入って納得、中国製のおもちゃが多いのです |
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バンガロールにはこんなスーパーマーケットも。品揃えもいいし、ここがインドであることを忘れてしまうような光景です。はしゃいで写真を撮っているのは私たちだけ。最後には「撮っちゃダメ!」と怒られてしまった |
夜も更けてくると、みんな小腹がすくのか、ファースト・フードに人が集まってきた。メニューはやっぱりカレー味がメイン…・・・ |
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ヒンドゥー教徒が多いインドにあって、珍しくクリスマス・ツリーが飾ってあった。 「そうか〜、もうすぐクリスマスなんだね〜」いまいち実感のわかないままパチリ |