■Mithila Hotel

サンフランシスコ(アメリカ)
 

ガソリンスタンドにあったフリーペーパーで紹介されていたホテル。サンフランシスコのダウンタウンにあり、この値段は破格だと思う。最初は「なんか裏があるんじゃないの〜?」と思っていたが、部屋は(アメリカにしては)多少狭いものの、バス&シャワーもついているし、テーブルもついているし、荷物置き場のスペースもあるし……と申し分ない。もちろん室内も清潔。中心街へも歩いていける。ホテル自体に駐車場はないが、そばにある私設の駐車場を宿泊者は安く借りられるシステムになっていた

滞在:2003年9月3〜5日
W39.99ドル+税(トイレ・ホットシャワー・エアコン・TV付)

972 Sutter Street (at Hyde) San Francisco CA 94109
tel:415-441-9297
mail:MithilaHotel@aol.com
 

 ■Econo Lodge

ニューヨーク(アメリカ)
 

おそらく世界一宿代が高いであろうニューヨークで、必死に探したモーテル。正確にはニューヨークではなくお隣のジャージー・シティに位置する。マンハッタン島中で安い宿を探そうとすると、ドミトリーか治安の悪い場所になってしまう。しばらく滞在する予定だったので、多少離れても快適な宿をとりたかった私たちは、近郊の街で宿探しをした。ここジャージー・シティはタイムズスクエアまでもバスで20分ぐらいで、近所にはスーパーや洗濯屋など必要な設備が整っている住宅地である。部屋はもちろんアメリカの一般的なモーテルで、充分な広さもあり、もちろんシャワー&トイレもついている。マンハッタン内で同じクラスの宿をとろうと思ったら、100ドルは下らないはず。バスの便もいいので、しばらくニューヨークに滞在する人にはオススメの裏ワザ

滞在:2003年9月29〜10月6日
W44.99ドル+税(トイレ・ホットシャワー・エアコン・TV付)
※金土曜は75ドル+税

750-760 Tonnelle Avenue Jersey City NJ 07307
tel:201-420-9040
 
 ■Zenaida Gomez Faria
ハバナ(キューバ)
 

ハバナはプライベート・ルームが結構あって、安く泊まりたい人にはオススメ。この宿は目当てにしていた家の人が不在で、声をかけられた客引きについていった。ハバナの一般家庭にしてはかなりリッチなほうで、このファミリーの長男はバレエ・ダンサーとしてドイツに住んでいるらしい。部屋もピカピカで、エアコンもある。宿は基本的にこの家のおばちゃんが経営しているが、次男は英語が話せるので交渉なども楽だった。頼めば朝食、夕食も作ってくれて、しかも外のレストランで食べるより安くてウマイ。キューバは全体的にツーリスト向けのレストランが高いので、プライベート・ルームで食事付き、がいちばん安上がりかも。家にはおっとりした猫が4匹もいて、猫好きの私たちはゴキゲンだった

滞在:2003年10月12日 / 15〜18日
W18ドル(トイレ・ホットシャワー別、エアコン付)
朝食:ひとり3ドル 夕食:ひとり5ドル

Industria No.14 e/ Genios y Refugio. Ciudad Habana
tel:863-7627
web:http://www.casa-zenaida-habana.com/
 
 ■Mabel Ortiz Duran
トリニダー(キューバ)
 

トリニダーはプライベート・ルームが供給過多で、バス停に着くなり沢山の客引きに囲まれた。なんだかこの感じ、久々なのだ(笑)。あまたの客引きから、いちばん太っ腹そうななおばちゃんを選んで、ついていく。だいたいこういう場合は宿の値段も質もどこも似たり寄ったりなのだから、ピンとくる顔で選ぶしかない。が、この選択は大正解だった。家はいかにも昔からあるキューバのリッチな家という感じで、非常に雰囲気がある。コロニアル調の建物には中庭があって、ロッキング・チェアに揺られているとまるで映画の中にいるような気分にさえなる。太っ腹そうなおばちゃんは実際太っ腹で、明るい笑顔でガハハハ笑っているので、家庭の雰囲気もよい。2匹いるボクサー犬もなかなかいい奴らだし、朝食&夕食もおいしいし、かなりポイントの高い宿

滞在:2003年10月13〜14日
W20ドル(水シャワー・トイレ別、朝食・夕食付き)

Calle Francisco Javier Zerquera No.360 entre Gustavo Izquierdo y Erneste V. Munoz
tel:0419-2220
 
 ■カーサ吉田
カンクン(メキシコ)
 

吉田、というのは巷に溢れている平々凡々な名前だが、それでも自分たちと同じ名前の宿があったら泊まってみたくなるのが人情でしょう。というわけでカンクンではこの旅初の同名宿「カーサ吉田」を目指した。カンクンのセントロにあり、ビーチからはちょっと離れているが、バスターミナルも近いし、必要なものはすべて揃っている。部屋は基本的には男女別のドミトリーだが、私たちが夫婦だというのを考慮してくれて、1階の個室を使わせてくれた。部屋はまあ一般的な安宿風だが、キチンと掃除してくれているので清潔。共有スペースやキッチンも完備しているので居心地はよい。なによりも主人の吉田さん&日本語ぺらぺらの奥さんは非常に丁寧な人たちで、信頼がおける。ここでキューバ行きの航空券も手配できるし、なんだか日本人宿って便利で居心地がいいな〜という気分になった

滞在:2003年10月7日〜8日 / 19〜20日
D10ドル(2泊目以降は9ドル、朝食付、トイレ・ホットシャワー別)

Roble73 S.M.23
tel:884-0554
web:http://www.webtelmex.net.mx/casayosh/
 

 ■Caribe Maya

イスラムへーレス(メキシコ)
 

カンクンからボートで30分のところにある小さな島イスラム・へーレスは、その昔ヒッピーの溜まり場として知られていたところで、いまでもなんだかのんびりした空気が流れている。カーサ吉田で出会った旅行者にオススメされてきたこの宿は、部屋は狭いがファン&シャワー&トイレもついているし、なにより個室で150ペソと手ごろなお値段がウレシイ。あまり商売っ気はなく、メキシコ人の宿泊者も多い。小さな島なのでどこに宿をとっても不便することはないだろう

滞在:2003年10月9〜11日
W150Mペソ=約1500円(トイレ・水シャワー・ファン付)

Av.Fco.I.Madero No.9 Centro Isla Mujeres, Q.Roo Mexico
tel:998-8770684
 
 ■Hotel Margarita
メリダ(メキシコ)
 

メリダは移動の中継地点で、1泊したけど私たちにしてみれば完全に仮の宿。だから「そこそこ安ければどこでもいいや」ということで、ガイドブックに載っていたこの宿にチェックインした。コロニアル風建築のこの宿はなかなかきれいで、ベッドも大きく、移動の疲れを取るには悪くないところだった。フロントのおやじはなかなか人がよさそうだったし、フロントでは水やジュースなども売っていた。意外と居心地がよいので、長期滞在者にもおすすめかも

滞在:2003年10月21日
W130Mペソ=約1300円(ホットシャワー・トイレ付)

Calle 66 No.506 Entre 61 y 63
tel:923-7236
 
 ■Hotel Reforma
カンペチェ(メキシコ)
 

街の中心である広場から徒歩1分と便利な場所にある。宿自体はコロニアル調の古い建物で雰囲気はあるが、なにせやっぱり古い。部屋は天井も高くファンもついているが、どうしてもオンボロな印象はいなめない。そのうえ、なんと部屋についているトイレ&シャワーにはドアがない! いや、いままで色んな宿に泊まったが、トイレに入っていると同室の人から丸見えになる部屋というのは初めてだ(笑)。落ち着いて用が足せないというのは困ったことである。すべてをさらけ出した夫婦でないと泊まりにくい部屋かも(笑)

滞在:2003年10月22日
S120Mペソ=約1200円(水シャワー・トイレ付)

Calle 8 No.257
tel:816-4464
 
 ■Posada Achan Kaan
パレンケ(メキシコ)
 

一緒にバスに載っていた旅行者が、ロンプラ(英語のガイドブック)片手にこの宿に吸い込まれていったので、便乗してついて行ってみた。ロンプラではオススメされている宿だけに、宿自体がかなり新しく、部屋もホテル並みにピカピカ。欲を言えばもう少し広いといいんだけど、まあキレイなので許す。併設されたレストランでは朝食も食べられる。パレンケは街中に手ごろな安宿が沢山あるので、あまり宿には困らなそうだ

滞在:2003年10月23〜24日
W150Mペソ=約1500円(ホットシャワー・トイレ付)

Av.20 de Noviembre No.25 por Allende Palenque
 
 ■Posada Villa Betania
サンクリストバル・デ・ラスカサス(メキシコ)
 

ここもバスターミナルを降りるなり、宿の客引きが寄ってきた。ドミトリーなら35ペソぐらいからあるので、メキシコの中では宿代がかなり安い土地かもしれない。最初客引きについて行ってみた宿がいまいち気に入らなかったので(部屋はキレイなのだが、窓がなかった)、自力で探すことにした。ココは以前出会った旅行者が「部屋に暖炉があるんだよ!」とオススメしてくれたところで、かの「地球の歩き方」にも紹介されている。部屋はベットのあるスペースとリビング・スペースに区切られていて、かなり広い。リビング・スペースにはテーブル&イスと話に聞いていた暖炉があって、ゆったりくつろぐには最高。もちろん部屋はピカピカだし、ホットシャワーも出る。キッチン・スペースもあるし、この値段でこの部屋はエライ! とバンザイしたくなった。日本人の世話好きおばちゃんみたいな雰囲気のセニョーラもいい感じだし、メキシコ滞在中でナンバーワンの宿だ

滞在:2003年10月25〜27日
W100Mペソ=約1000円(ホットシャワー・トイレ・暖炉付)

Francisco I. Madero 87
tel:678-4467
 
 ■Hotel Mision San Pedro
オアハカ(メキシコ)
 

「死者の日」が近かったせいで、オアハカ市内のダブルの部屋はどこも満室ぎみだった。ドミトリーは空いているようだったが、しばらく滞在するのを考えて、ダブルの部屋で探した。サンクリストバルから来ると宿代がかなり高く感じられて難航したが、結局値段&キレイさでこの宿に落ち着いた。ちなみに私たちが探した最安値はマジック・ホステルのダブル140ペソ(=約1400円)だったが、ここは掘っ立て小屋のような部屋で、部屋にいると気分が滅入ってきそうであまりオススメできない。それに比べてこの宿は部屋はやや狭いが、シャワー&トレイも付いていて清潔。毎日掃除してくれるし、頼めば有料で洗濯もしてくれる。難点といえばキッチンの設備がしょぼいのと(お皿とか鍋がほとんどない)、共同スペースが食卓のようなテーブルなこと。もうちょっとくつろげる共同スペースがあるといいのになあ

滞在:2003年10月29〜11月4日
W170Mペソ=約1700円(ホットシャワー・トイレ付)

Av.Juarez No.200
tel:951-51-64626
 
 ■Pension Amigo
メキシコシティ(メキシコ)
 

メキシコ・シティには有名な日本人宿が2軒ある。本にもなっているペンション・アミーゴと、アミーゴより値段が高くかつ清潔なサンフェルナンド館。私たちはこのどちらに行くかでかなり悩んだ。結局、お財布と相談してアミーゴに決定。なんせ、ダブルに泊まろうと思ったら1泊の宿代が倍ぐらい違うのだ。ペンション・アミーゴはメキシコのなかではいちばん有名な日本人宿で、ダメそうな人がいっぱいいる(笑)。短期女子旅行者が多く、なんとなく華やかな雰囲気が漂うサンフェルナンド館とはだいぶ雰囲気が違うのだ(ちなみにアミーゴは女子旅行者は少ない)。ただ、この日本人宿独特の空気も慣れると居心地がよいもので、自炊したりマンガを読んだり、典型的なダメ旅行者の楽しみを享受するにはもってこいだ。建物は全体的に古く、部屋も狭くていかにも安宿って感じだが、まあ安く居心地がいいので許そう。いじめられっ子の猫がいて、コイツもカワイイ

滞在:2003年11月5〜9日
W100Mペソ=約1000円(ホットシャワー・トイレ別)

Ponciano Arriage 12
tel:5546-7641
 
 ■Albergue Turistico OKINAWA(宿沖縄)
リマ(ペルー)
 

リマの日本人宿といえば、「ペンション沖縄」が有名。飛行場から移動するときも「オキナワへ……」と言った瞬間に、「ああ、知ってるよ」と運ちゃんが頷いたぐらいだ。宿についてビックリしたのが、フロントがすでに日本の香りプンプンなところ。「チェックアウトは12時です」等々、墨で縦書き(ここがポイント!)に書いてあって、まるで田舎の温泉宿に来てしまったような雰囲気なのだ。オーナーは日系1世のご夫婦で、見るからに日本の普通のいいおじさん&おばさんという感じ。宿の名前のとおり沖縄出身で、ご主人はサンシンの練習をしていた。日本から遠く離れた異国で沖縄民謡を耳にしていると、ごく普通なこの日本人夫婦が背負うドラマのようなものを感じてしまう。この宿はたとえば共有スペースにはいつもホカホカなお茶が用意されているなど、色々なところに日本風の気が利いている。部屋はドミトリーとダブルがあるが、どちらも広々としていて居心地がいい。キッチンがないのが玉にキズだが、リマは外食も安いので問題ない。日本語の本や充実した情報ノートなど日本人宿必須のものもちゃんとある。ご主人も親切だし、個人的に応援したい宿

滞在:2003年11月10〜11日
D6ドル(ホットシャワー・トイレ付)

Jr.Lampa286 Lima
tel:427-0051
mail:yado_okinawa@terra.com.pe
 
 ■Hostal Nasca
ナスカ(ペルー)
 

観光で成り立っているような街ナスカでは、バスを降りるとワラワラと客引きが寄ってくるので宿探しには苦労しない。ただし結構面倒なので私たちは客引きを振り切って、前々から当たりをつけておいた宿に自分たちで行った。宿代が値切れたのも、客引きを通していないからかも? 部屋は狭く、いかにも安宿という感じ。まあ1泊か2泊なら許せるが、長くいるならもうちょっと選びたいところだ。ナスカは乾燥した土地で、断水も多いらしい。私たちが行ったときはシャワーから水は出たが、温かくはならなかった。まあ日中はかなり暑いので、水でも問題なかったが

滞在:2003年11月12日
W16ソル=約500円(水シャワー・トイレ共同)

Jr.Lima438
tel:522085
 
 ■Hospedaje Del Rosario
アレキパ(ペルー)
 

「宿、どうしようかね〜」と到着したバスターミナルで話していたところ、ツツツとおばちゃんが寄ってきた。手には宿紹介の写真と、ここに泊まった旅行者からのオススメのメッセージが。パラパラとめくってみるとなんと私たちがアフリカで会ったつあーめんのトシヤスくんからのメッセージを発見。いわく「おばちゃんが優しいし、部屋もいいし、2年半旅行しているなかでナンバー5に入る宿」と絶賛。トシヤスくんに勧められたら……と思って行ってみたところ、確かにとても感じのいいプライベート・ルームだった。部屋は清潔で、そんなに狭くもない。家族が住んでいる家とは別にリビングもあって、頼んでおいた朝食は頼んでおいた時間きっちりに運んでくれる。なかなか優雅な気持ちになれる宿だった

滞在:2003年11月14日
W30ソル=約950円(ホットシャワー・トイレ共同)

Pasaje del Solar No.124 A Cercado Arequipa
tel:222517
 
 ■Pension Yawata(ペンシオン八幡)
クスコ(ペルー)
 

クスコの有名な日本人宿といえばペンション八幡。最近はどうも日本人宿ばっかり泊まってるな(笑)。ここは部屋数が少なく、ひと部屋も多くて3人のドミトリー。私たちは夫婦だったので、ふたり部屋に入れた。部屋数は全部で7と、あまり多くなく、部屋によっても当たり外れがある。最初に泊まった部屋は共同スペースの目の前で、朝晩ともに外の声が聞こえてくるので気になる人は気になると思う(私たちは相変わらず爆睡していたが)。その後、マチュピチュから帰ってきた後にはちょうど離れの部屋が空いていて、そこに入ることができた。この部屋は日中陽射しが暑いという難点はあるが、そのぶん離れているので落ち着けた。噂では八幡でいちばんいい部屋らしい。日本語の本はかなりあり、女流作家や硬派なものが多く、マンガも「火の鳥」や「はだしのゲン」など渋めのラインナップだ。キッチンと共同スペースが狭いのが難点といえば難点かな

滞在:2003年11月16〜19日 / 22〜28日
D5ドル(ホットシャワー・トイレ共同)

Coricalle 537
tel:24-0459
 
 ■Manco Capac Inn
プーノ(ペルー)
 

クスコの八幡でオススメされた宿。駅に着くなり客引きのおじちゃんが来ていたので、迷わずそのままついていった。部屋は最上階にある3ベッドルームを2人で使わせてくれた。チチカカ湖ツアーもここで申し込んだが、ツアー中の荷物も預かってくれたし、メルカドも近くだし、必要十分な宿。欧米人パッカーや地元の人も多いが、なぜか日本語の情報ノートがあって、日本人パッカーの結束力の固さを感じた

滞在:2003年11月29日 / 12月1日
W20ソル=約630円(ホットシャワー・トイレ共同)

Jr.Tacna 277
tel:054-352985
mail:rubilodge@terra.com.pe  web:http://www.mancocapacinn.com/
 
 ■El Solario
ラパス(ボリビア)
 

こちらもクスコでここに泊まった旅行者が「いいよー」とオススメしてくれた。欧米人にも人気の宿で、日によってはフルのときも。私たちが泊まった部屋は広く、机もあって居心地がよかったが、窓が通路側にしかないのが難点。特筆すべきはキッチンで、かなり火力が強いコンロがある。インターネットも建物内にあるし、1階には旅行代理店もあるし、ランドリーサービスも出せるし、かなりバックパッカー向けの宿。充実した情報ノートもうれしい

滞在:2003年12月2〜11日
W40ボリ=約570円(ホットシャワー・トイレ共同)

Murillo 776
tel:2367963 / 2129544
mail:elsolariohotel@yahoo.com
 
 ■Hostal Sajama
ウユニ(ボリビア)
 

目的の宿があったので客引きに連れられて来てみたら、なぜか名前が変わっていたが、1泊だけだし「まあいっか」と決めた宿。中はちょっとオンボロだが、部屋は広かった。ただしベッドはちょっとグラグラしていた。でも1泊だし、「まあいっか」という気持ちになっていた。そういう意味では旅行者が長居しない町の、ちょっと物悲しい宿だったかも

滞在:2003年12月12日
W30ボリ=約440円(ホットシャワー・トイレ付き)

Av.Ferroviaria No.96 Esq.Scure
tel:693-3099
 
 ■Residencial TONO
カラマ(チリ)
 

目当てにしていた宿がなぜか「ノ!」とあっさり断られてしまったので、街のインフォメーションに行って聞いた宿。値段の割りには部屋は狭く、暗く、トイレもシャワーも外にあってイマイチだし……物価の高いチリだと、この値段ならこの程度なのか……と、ちょっとしょんぼり。ちなみに夜になるとどこからかギャルがワラワラと現れてきたので、ひょっとすると連れ込み宿なのかも。まあこちらも1泊しかしなかったので許すとしよう。というか、長居する気にはなれない宿だ

滞在:2003年12月15日
W8000Cペソ=約1450円(ホットシャワー・トイレ共同)

Vivar 1970 Calama
tel:341185
 
 ■汐見荘
ビーニャ・デル・マル(チリ)
 

「チリに行ったらビーニャに行け!」というのは日本人旅行者のなかではなかば合言葉のようになっている。その目的がこの宿。「汐見荘」という、どこか日本の田舎の旅館のような名前もそそられるが、やっぱりこの宿の最大の魅力はシーフード。市場でシーフードを買ってきて、それをこの宿で調理して、ワインを空けつつダラダラおしゃべり……というダメな旅行者の溜まり場だ(笑)。この宿にいる人は代々「アナゴのさばき方」等々、おいしいシーフードの調理方法が伝授されていて、なにげに料理の勉強にもなる。私たちがいたときは酒好きの人が多く、ダンナは毎晩ワインを1本空け、ベロベロになりながらもゴキゲンでおしゃべりしていた。そもそも私たちは「日本人宿ダイスキ!」というほうではないが、ここに来て「日本人宿っていいかも〜」って思った。まあきっとそのときのメンツにもよるだろうが。ちなみに南米は30代旅行者は当たり前、年配の方も結構いるので、キャピキャピしたノリにはいまいちついていけなくなっている私たち(涙)にとっては居心地がいい。キッチンが狭かったり、部屋も狭かったり、宿泊施設としてはイマイチだが、チリでこの値段だから許そう。それ以前に楽しかったからなお許そう

滞在:2003年12月2〜11日
D5USドル(ホットシャワー・トイレ共同)

Baquedano 319
tel:625479
mail:shiomiso@entelchile.net
 

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